日本生まれの国際カードブランドといえばJCB。
そんなJCBが約2年前に発行を開始した、年会費無料のポイント高還元カード、JCB CARD W plus Lをご存知でしょうか。
セブンイレブン・Amazon・スターバックスをよく利用する女性や、旅行が好きな方におすすめな1枚。
この記事では、実際に1年以上利用した私が感じたメリット・デメリットを紹介していきたいと思います。
JCB CARD W plus Lの特徴
年会費 | 無料 ※家族カードも無料 |
---|---|
国際ブランド | JCB |
ポイント還元率 | 1% (1,000円で2OkiDokiポイント) |
ETCカード | 無料 |
申し込み条件 | 18歳以上39歳以下で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上39歳以下で学生の方。 |
年会費無料なのにポイントがザクザク貯まる
JCBが直接発行しているオリジナルシリーズは、初年度だけ無料で次年度から年会費がかかるものばかり。
ポイント還元率も0.5%と低く、お世辞にも使いたいと思えるカードではありませんでした。
しかし、JCB CARD W plus Lは年会費無料で、いつでもどこでもポイント還元率は1%。
JCB ORIGINAL SERIESパートナーなら、さらにポイントがお得に貯まります。
ポイント倍率 | ポイント還元率 | |
セブンイレブン | 4倍 | 2.0% |
Amazon | 4倍 ※OkiDokiランド経由 | 2.0% |
スターバックス ※オンラインチャージのみ |
11倍 ※要登録 | 5.5% |
小田急百貨店 | 4倍 ※要登録 | 2.0% |
髙島屋 | 4倍 ※要登録 | 2.0% |
ビックカメラ | 3倍 ※要登録 | 1.5% |
事前登録が必要なものが多いですが、一度登録してしまえば登録期間内はずっと適用されるので、手間がかかるものでもありません。

提携店が多いので、ポイントがザクザク貯まってお得ですよ♡
手頃な価格で保険に入れる
JCBカードにはトッピング保険があり、価格も手ごろなので気軽に保険加入することができます。
私が加入している日常生活賠償プランは、1億円の補償がある個人賠償責任保険を含んだ保険です。
自転車に乗っている際の賠償責任も補償対象で、家族まで補償されるのに月額150円で加入可能。



ご自身が加入している保険と料金を比較してみてください。
毎月自動的にカードで決済をかけてくれるので、払い忘れることもありません。
旅行積立ができる
我が家では現在旅行積立をしています。


満期時に積立額の3%のサービス額が受け取れるので、銀行に預けておくよりもお得です。
積立費用はカード決済のため、OkiDokiポイントが1,000円で2ポイント貯まる点もお得ポイント♪
最低金額の10,000円×12か月の積立でも年間240ポイントが貯まります。
貯めたポイントは1ポイント5円に換算して、200ポイント以上1ポイント単位で旅行代金に充当可能なので無駄がありません。
旅行好きな方なら持っていて損はないカードです。
JCB CARD W plus Lのみ!女性に嬉しい付帯サービス
JCB CARD W plus Lの会員は、JCB LINDAのサービスを受けることができます。
LINDAリーグ
LINDAリーグは、グルメや美容といった女性に嬉しいお得な情報を提供するサービス。
JCBトラベルで使える旅行代金1万円分の目録や、TOHOシネマズの映画観賞券などの豪華なプレゼントの抽選に毎月応募することができます。
一休.comレストランの500円OFFクーポンや、クックパッドのプレミアムサービスが2ヵ月無料で使えるクーポンなど、月毎に変わる優待サービスも充実。
お守リンダ
4種類の保険から好きな保険を選べるお守リンダ。
女性特定がん、天災傷害、犯罪被害補償、傷害入院補償の保険が月額30円~390円で加入できます。
女性疾病保険
月額290円~750円で、女性特有の疾病による入院や手術費用を補償してもらえる保険に加入することも可能。
この保険はJCB CARD W plus Lのみ加入可能な保険で、女性特有の病気はもちろん、ほとんどすべての病気による入院・手術も補償してもらえます。
JCB CARD W plus Lは、JCB CARD Wに以上のサービスがついたもの。


保険はすべて任意なので、勝手に加入することはありません。
JCB LINDAのサービスを受けられないこと以外カードの機能は同じなので、ピンク色のデザインが嫌という理由でない限り、JCB CARD W plus Lを選ぶことをおすすめします。
JCB CARD W plus Lのデメリット
年会費無料にも関わらず高スペックなカードなので、ほとんどデメリットはないのですが…
あえて挙げるとすれば以下の点でしょうか。
- 39歳以下しか発行できない
- 入会・明細がWeb入会限定
- サブカードを持ち歩く必要がある
順番に見ていきましょう。
39歳以下しか発行できない
JCB CARD W plus Lの最大のデメリットは、入会条件が39歳以下であること。
40歳以上の方は入会することができません。
入会・明細がWEB入会限定
公式HP
インターネットで口座設定を完了させられる方のみという入会条件もあるため、指定口座を保有しているか申し込む前に確認しておきましょう。
また、利用明細もWEB上での確認しかできないので、どうしても紙の利用明細書が欲しいという方にはデメリットとなります。
JCBカードのWEB明細が確認できるアプリはかなり見やすいので、慣れればそんなにデメリットに感じないはずですよ。
サブカードを持ち歩く必要がある
昔は国内と言えばJCBと言われていましたが、最近はJCBが使えないお店が増えてきたように感じるのは私だけでしょうか。
PayPayなどのQRコード決済にも対応しておらず、Suicaなどの電子マネーへのチャージはポイント対象外。
そのため、サブカードを持ち歩く必要がある点はデメリットに感じます。



それでも、年会費無料でJCBが直接発行という安心感。大きなデメリットも見当たらない。
メインカードとして十分活用できるのではないでしょうか。
2枚目以降のカードにおすすめ
高還元で年会費無料カードとして、よく名前を耳にするのは楽天カード。
「クレジットカードは1枚しか持ちたくない」という方には国際ブランドが選べる楽天カードがおすすめです。


しかし、楽天市場のヘビーユーザーではなく、実店舗を利用することが多い方には、JCB CARD W plus Lがおすすめ。
特にAmazonやスターバックス、セブンイレブンなどのJCB ORIGINAL SERIESパートナーをよく利用する女性なら、楽天カードよりもポイントがザクザク貯まり、トッピング保険で安心を買うことも可能。
サブカードに交通系電子マネーへのチャージがポイント付与対象のカードを選ぶと、ポイントの取りこぼしもなく利用できますよ。
1年間利用するとこんなメールも届きます。
何かもらえるわけではないのですが、こういった細やかなサービスは嬉しい気持ちになりますよね。
クレジットカードを初めて作るという方には、JCB CARD W plus Lはオススメできませんが、
既にVISAかmasterブランドのカードを持っている
という方には非常におすすめな1枚です。