先日新婚旅行でバリ島へ行ってきた私たち。
帰国後に水溶性の下痢と発熱があったため、病院で治療を受けました。
その後、夫のアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードに付帯していた海外旅行傷害保険を利用して、病院での治療費を請求。
帰国後であっても、旅行中に原因が発生したものであれば、海外旅行傷害保険で治療費費用の補償を受けられることは知らない方も多いのではないでしょうか。
クレジットカード付帯保険の利用は今回が初めてでしたので、備忘録も兼ねて記事にしたいと思います。
海外旅行傷害保険について
一般的には海外旅行保険と呼ばれていますが、正式には海外旅行傷害保険。
海外旅行中のケガや病気、盗難にあった時の補償をしてもらえる保険です。
今回はアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードに付帯している海外旅行傷害保険を利用しました。
補償内容
補償内容は旅行代金をカード決済した場合としていない場合で異なります。
旅行代金をカードで決済していない場合(自動付帯)
旅行代金をカードで決済した場合(利用付帯)
今回我が家は旅行代金をカードで決済したため、家族会員である私は200万円まで補償されます。
保険金請求時の私の様子
5月24日の朝、バリ島から帰国。
5月25日
昼頃から水溶性の下痢と腹痛。
夜には発熱し、高熱にうなされました。
5月26日朝
熱は引いていましたが、伝染病が心配なので念のため病院へ行くことに。
かかりつけの病院に電話したところ、救急車を呼んで来るように指示がありました。

診断結果は細菌性の胃腸炎。
そう、あの悪名高きバリ腹です。
[cat_fusen01 title=”バリ腹とは?”]下痢や腹痛が主な症状の胃腸炎。
ひどい人だと今回の私のように高熱が出ることもあるそうです。[/cat_fusen01]
整腸剤と解熱剤を処方してもらって帰宅。
その後発熱はなく、下痢のみ1週間ほど続きましたが、伝染病には罹っていなくて安心しました。
保険金請求の流れ
アメックスに付帯している海外旅行傷害保険の適用条件。
今回請求する疾病治療費用保険金の適用条件は、
海外旅行中または旅行終了後72時間以内に発病し、かつ医師の治療を開始した場合
※旅行終了後に発病した場合は旅行中に原因が発生したものに限る
つまり、今回の私の状況であれば海外旅行傷害保険が利用可能です。
主な流れとしては
- アメリカン・エキスプレス・保険ホットラインへ電話
- 保険金請求書類提出
- 保険会社から保険金振込
詳しく見ていきましょう。
6月3日 アメリカン・エキスプレス・保険ホットラインへ電話
まずはアメリカン・エキスプレス・保険ホットラインへ電話。
カード番号とカードの種類を確認後、簡単に状況と症状を説明。
病院での治療費・処方薬の費用・病院までの交通費が保険の対象になるとの案内を受け、今回のおおよその請求金額を伝えました。
請求に際して必要な書類の説明を受けた後、書類発送の手続きをしますとのことで切電。
6月11日 書類記入と返送
6月7日に書類が届きました。
書類はアメックスからではなく、保険会社である損害保険ジャパン日本興亜株式会社から届きます。
[cat_box01 title=”請求に必要な書類”]
- eチケットのコピーや搭乗券の半券等、出入国がわかる書類
- 治療費領収書
- 保険会社から届く書類
[/cat_box01]
保険会社から届いた書類は以下の3点。
保険金請求書
記入欄はわかりやすくマーカーを入れてくださっています。




記入例も付いているので書類の記入は簡単でした。
治療関係費用申告書
病院での医師の診察代と薬代を書き込んで提出。
通院等交通費申告書
実際にかかった病院までの交通費を書き込んで提出。
帰りのみバスを利用したため、交通費に関しては領収書を提出していません。
6月24日 手続き完了
6月20日に「手続きが完了したため1週間以内に振り込みます」と電話があり、6月24日には指定した口座へ振り込まれました。
これにて手続き完了です。
今回はアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードでの請求方法を紹介しましたが、他の保険会社で請求する場合も同じような流れになるのではないかと思います。
海外旅行保険付帯のクレジットカードを所持しており、海外旅行後に国内で治療を受けた方は是非一度適用条件を確認してみてください。
保険金の請求は面倒というイメージがある方が多いと思いますが、実際に利用してみると受け取りまでかなり簡単でした。
何かあった時のための保険ですので、適用条件を満たしている場合は忘れずに請求しましょう。