
11月は1年で最も肩が凝りやすい季節だそうですが、あなたはいかがでしょうか?
とにかく忙しい現代人。「肩こり解消とリフレッシュを兼ねて温泉に行きたいけれど、忙しくて宿泊を兼ねた旅行は中々行けない…」という方も多いと思います。
そんな多忙な方におすすめな温泉地は箱根。
新宿からロマンスカーで1時間半程度、車でも2時間かからない交通アクセスの良さ。
日帰りでふらっと行くには最高の立地です。
今日はそんな箱根の日帰り温泉といえばここ!天山湯治郷を紹介します。
ひがな湯治『天山』へ
奥湯本にある天山湯治郷は須雲川沿いの8000坪という広大な敷地の中に7本の自家源泉を持っており、敷地内には3箇所の温泉施設があります。
ひがな湯治『天山』 | お風呂と食事が楽しめる日帰り温泉施設 |
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かよい湯治『一休』 | お風呂のみの日帰り温泉施設 |
逗留湯治『羽衣』 | 宿泊施設 |
今回伺ったのは日帰り温泉施設ひがな湯治『天山』です。
暖簾をくぐると白檀の良い香りがして、ここから癒し空間が始まります。
お風呂
加水なしの100%源泉かけ流しというこだわりがある天山の温泉。
泉質はナトリウム塩化物泉と弱アルカリ性単純温泉の2つです。
今回私が入った3つのお風呂を紹介します。
ミルキーバス
外に出ると正面にある藤棚の下の細かい泡で白濁したお風呂で、温度は少し温めです。
藤には「歓迎」という花言葉があるので、出迎えていただけたように思えて温かい気持ちになりました。
岩風呂
天山で一番古いお風呂で、お風呂に使われている石は川原にあったものとのこと。
祖の湯と呼ばれているそうで、お風呂の端っこに観音様やお地蔵様がいらっしゃいます。
洞窟風呂
誰もいなかったので1人で洞窟に入ったら奥には小さなお地蔵様がいらっしゃいました。
帰ってきてから知ったのですが、お地蔵様を撫でた手で自分のお腹を撫でると子宝に恵まれるとの言い伝えがあり、子宝洞と呼ばれているのだとか。
紹介したお風呂の他にあがり湯と呼ばれる漆風呂と岩風呂の上にも1つお風呂がありました。
これから行く方は是非全てのお風呂に入って違いを感じてみてください。
休憩所
私が利用した中庭に面した休憩所は、お風呂上がりの火照った身体に風が心地よかったです。
天山の素晴らしいところはお風呂だけではなく、休憩所の多さです。
日帰り温泉の休憩所は混み合っているところが多いですが、休憩所が沢山あるおかげでゆっくりのんびりと過ごすことができます。
食事
施設内には2つの御食事処があります。
山法師
麦とろやうなぎの白焼き、すっぽん鍋などの滋養料理が食べられます。
11:30~15:00 (LO 14:00)|18:00~22:00(LO 21:00) | 木曜定休
楽天
温泉しゃぶしゃぶや馬刺し、ます寿司などが食べられます。
11:30~22:00(LO 21:00) | 金曜定休



私が行った時には山法師は準備中で閉まっており食べられませんでした。
施設内でご飯を食べようと考えている方は営業時間にはご注意ください。
営業情報
入館料 | 大人 1,300円 子供 650円 ※入湯税・消費税込み |
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入館受付 | 9:00~22:00 ※閉館23:00 |
定休日 | なし(12月中旬5日程度休館) |
住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町湯本茶屋208 |
電話 | 0460-86-4126 |
駐車場 | 有 140台無料 |
アクセス
私は車で行きましたが、電車で行く方は箱根湯本駅から湯本温泉旅館組合巡回バスに乗って10分ほどで到着します。
お土産には湯もちがおすすめ
天山湯治郷から箱根湯本駅に向かう途中にある、老舗和菓子店ちもとさん。
1個税抜220円で販売されている湯もちは箱根銘菓としても有名です。
とても柔らかくてマシュマロのような食感。
中には柚子の香りがする羊羹が入っており、甘さも控えめで上品なお菓子なので人気の理由がわかります。
添加物をできるだけ使わずに作られているので消費期限が4日と短めではありますが、是非お土産リストに加えていただきたい一品です。
店舗情報
営業時間 | 9:00~17:00 |
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店休日 | 元日及び年数日程度 |
住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町湯本690 |
電話 | 0460-85-5632 |
駐車場 | 有 5台無料 |
アクセス
天山湯治郷をお得に利用する方法
私が知る限り、天山は割引券等を配布していません。そのためお得に利用できる方法は以下の2つ。
箱根野天風呂クーポン取扱終了- はしご券
以前は箱根野天風呂クーポンというお得な切符がありましたが、2019年夏に取扱を終了しました。
現在は平日に使えるはしご券のみです。
【取扱終了】箱根野天風呂クーポン
小田急電鉄で販売されているお得な切符です。
小田急線(発駅~小田原区間)・箱根登山線(小田原~箱根湯本区間)の往復券と天山への入館券、浴用タオルがセットになっています。
300円弱の割引ですが天山は割引券等を配布していないので、電車で行く方には絶対に利用していただきたいお得な切符です。
詳しくは小田急線HPをご確認ください。
はしご券
平日はかよい湯治『一休』にも入れるはしご券が100円で販売されています。
通常1100円の入館料が100円になるので、天山を利用する方なら使わない手はありませんよね。
これから行く方はチェックしてみてください。
スキマ時間でシンプルな贅沢を
私は温泉に浸かり、美味しいものを食べて寝ることがシンプルでありながら最高の贅沢だと思っています。
今回伺った天山湯治郷は、そんな贅沢を叶えてくれる私の理想郷。
次回は一休へのはしご券を買って1日ゆっくりと過ごすつもりです。
寒くなってきましたので、少し時間ができた時は天山湯治郷へ足を運んでみてはいかがでしょうか。