バリ島から日帰りで行くことが可能なペニダ島という離島をご存知でしょうか?
通年マンタが見れるダイビングスポットとして有名ですが、観光地としてはあまり知られていません。
そんな秘境であるペニダ島へ日帰りツアーを利用して行ってきました。
お洒落なレストランや豪華なホテルはありませんが、インドネシアの雄大な自然を楽しみたい人にはおすすめ。
この記事では私がペニダ島で見てきた絶景を紹介します。
ペニダ島とは
ペニダ島はバリ島南東にあるヌサ3島(レンボンガン島・チュニンガン島・ペニダ島)の中で最大の離島。
面積は約200㎢、人口は約4万人。
バリ島からはスピードボートで40分ほどで行くことが可能です。
絶景の宝庫と言われているペニダ島ですが、観光地としては開発途上の土地。
それもそのはず、ペニダ島は黒魔術の島としてバリ島の人々から敬遠されていました。
さらに昔は流刑地であったことから、バリ島の人々は今でも悪いイメージを持っているそう。
最近はインスタグラムの影響で観光に訪れる人が増えてきたそうですが、まだまだ手付かずの自然が残っています。
ペニダ島ツアー
今回予約したツアーは、バリ・ツアーズ.comの
【バリ島発・離島巡り】フォトジェニック絶景ツアー+マリンスポーツ☆選べるレンボンガン島、ペニダ島 <終日/ホテル送迎付/昼食付/日本語ガイド>。
現地オプショナルツアーの予約専門サイトVELTRA(ベルトラ)で予約しました。
7時半にホテルへ迎えに来ていただき、スピードボート乗り場があるサヌールへ。
ペニダ島へ到着し、降りてみてびっくり!!
透明度抜群のこんな綺麗な海を初めて見ました。
絶景スポットツアー
ペニダ島到着後、まずは絶景スポットツアーへ。
絶景スポットへ向かうには、標識のない未舗装の林道を車で移動するためかなり揺れます。
例えるならディズニーシーのアトラクションインディ・ジョーンズ。
酔い止めを持っていくことをおすすめします。
ブロークンビーチ(Broken Beach)
車に乗って約1時間。
波で岩が侵食され、小さな湾になっているブロークンビーチへ。
断崖絶壁から見下ろすターコイズブルーの美しい海は絶景そのものです。
エンジェルビラボン(Angel’s Billabong)
ブロークンビーチの目と鼻の先にあるエンジェルビラボン。
満潮時に穴が開いている場所に海水が溜まり、『天使の水たまり』とも呼ばれています。
干潮時には泳ぐ人もいるようですが、波にさらわれる可能性もあるので十分に気を付けてください。
クリンキンビーチ(Kelingking Beach)
ブロークンビーチから約1時間。
ペニダ島で一番の名所ともいわれているクリンキンビーチへ。
崖の上から白い砂浜と青い海を見下ろすことができる絶景スポット。
下に降りることもできますが、ガイドさんのお話によると往復1時間程かかるとのこと。
今回はあきらめることにしました。
ランチ
絶景ツアー終了後はFUNTASEA Resto & Barでランチ。
ナシゴレンをお願いしました。
文句なしに美味しかったです。
シュノーケリング
昼食後はシュノーケリング。
水着に着替えて、船でシュノーケルポイントへ連れて行ってもらいます。
シュノーケルとゴーグルを付けてもらい、いざ海の中へ。
海の中は透明度が高く、色鮮やかなお魚が見えます。
パンをあげると近寄ってきてくれました。
潮の流れが速いため、ライフジャケットを着用。
常に現地の人が見ていてくれるため、初めてのシュノーケリングでも安心して遊べました。

ペニダ島へ行ってみて
移動中に見るペニダ島の人々の暮らしは素朴で決して豊かとは言い難く、はっきり言って貧しいという印象を受けました。
ほとんどの島民は農家ですが、農業には向かない石灰岩の岩ではキャッサバやトウモロコシしか育ちません。
木陰には牛や豚が寝そべり、電波の入らないところもしばしば。
このような場所だからこそ、自然が生み出す景観の美しさを体験できるのでしょう。
ペニダ島では運が良ければウミガメやマンタに出会うこともできるので、また訪れたい場所の1つとなりました。
夜には天の川が見れるそうなので、次回は宿泊もできたら良いなと思っています。
さいごに
自分たちだけでは辿り着けるかわからないような場所を効率よく回っていただけたので、ツアーに参加してよかったです。
また、現地のガイドさんは日本語がとても上手で、写真も沢山撮ってくださいました。
道中で酔わないようにお菓子やお水を買ってきてくれたりと、とても親切にしていただけて感謝しています。
道中ではバイクで島内を移動している方も見かけましたが、インフラが整っていないため個人で行くのは非常に難しい場所。
車とガイドさんが付いたツアーを利用することをおすすめします。
バリ島からは日帰りで訪れることが可能ですので、ペニダ島へ足を運んでみてはいかがでしょうか。