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【四万温泉】積善館は日帰り入浴可能!個室昼食で何もしない贅沢を

積善館

群馬県吾妻郡中之条町にある、四万温泉。

古き良き湯治場の雰囲気が残る温泉街に、千と千尋の神隠しのモデルの一つといわれているお宿があるのをご存知でしょうか。

温泉好きの方ならほとんどの方が知っているであろう積善館です。

実はずっと行きたかった憧れの温泉でもあり、念願叶って今回ようやく行くことができました。

宿泊となると中々時間を取れない方でも大丈夫。

日帰り入浴と個室昼食で『何もしない贅沢』を味わいに出かけてみませんか。

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もくじ

憧れの四万温泉『積善館』へ

四万温泉は透明度の高い四万川に沿って広がる温泉街。
四万川
四万(よんまん)の病を癒す霊泉という伝説から、四万温泉と呼ばれるようになったのだとか。

酸ヶ湯温泉、日光湯元温泉とともに国⺠保養温泉地第⼀号に指定された、お墨付きの温泉です。

慶雲橋(けいうんばし)という名の赤い橋の下に流れているのは新湯川。
慶雲橋
この景色、確かに千尋とハクが手を繋いで出てきそうですね。

橋を渡ると積善館本館に到着です。
積善館
元禄4(1691)年に建てられた日本最古の木造湯宿建築で、現在は群馬県の重要文化財に指定されています。

増築・改築を重ねているため中は迷路のようですが、建築当初は2階までしかなかったのだとか。

写真には写っていませんが、本館の裏側には山荘・佳松亭という宿泊施設が連なっています。

今回は宿泊ではなく、日帰り入浴を楽しんできました。

積善館の過ごし方

一休から日帰り入浴と個室での食事がセットになったプランを予約しました。


じゃらんや楽天・公式HPからも予約が可能ですが、全て現金精算になってしまうので、カード決済にしたい方は一休からの予約がおすすめ

[cat_fusen01 title=”積善館の過ごし方”][timeline title=”積善館の過ごし方”]
[ti label=”11:00″ title=”チェックイン”]
[/ti]
[ti label=”11:20″ title=”お風呂へ”]
食事の前にまずはお風呂へ!
[/ti]
[ti label=”12:00″ title=”昼食”]
個室でゆっくり楽しむ豪華な昼食
[/ti]
[ti label=”13:00″ title=”お昼寝”]
川のせせらぎが聞こえるお部屋でお昼寝タイム♪
[/ti]
[ti label=”14:00″ title=”チェックアウト”]
チェックアウト後はもう一度お風呂に入って帰宅
[/ti]
[/timeline][/cat_fusen01]

11:00 チェックイン

日帰り入浴にも関わらず、きちんとお部屋まで案内していただけました。

利用するのは、本館3階のイの8通りと呼ばれる廊下に面したお部屋。

お部屋からは慶雲橋を見ることができます。

以前は客室として利用していたお部屋ですが、写真からもわかるようにかなり古いです。

これを趣と捉えるか、ボロボロととらえるかはあなた次第。

受付の際にフロントで受け取ったアメニティ。
積善館日帰りプラン
タオルとバスタオル、歯ブラシがセットになっていました。

バスタオルはチェックアウト時にフロントで返却。お部屋に置いておいても良いそうです。

11:20 お風呂へ

昭和5年に建てられた元禄の湯。
元禄の湯
入ってみてびっくり。建築当時の面影がそのまま残っている元禄の湯は、入口から浴槽まで一切の仕切りがありません。

当然脱衣所もなく、脱いだ服を入れるための籠が棚に置いてあるのみ。

大正ロマンを感じられる洋風な造りで、タイル張りの床と高い天井が特徴です。
元禄の湯
この日は天気も良く、アーチ形の窓から明るい日差しが降り注いでいました。

浴槽が5つありますが、温度が違います。熱めのお湯が好きな私は一番手前のお風呂の温度が好みでした。

泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉

温泉成分がこびりついた蛇口は本物の証拠ですね。
元禄の湯
草津の仕上げ湯とも呼ばれている四万のお湯は透明でやわらか。

草津や万座でお肌がひりひりしてしまう方でも安心して入ることができますよ♪

12:00 昼食

お部屋に持って来ていただけます。
積善館日帰りプラン昼食
かなりボリュームのある昼食ではありましたが、全体的に素朴な味付け。

特別美味しいといった感動もありませんが、不味くもありませんでした。

ゆうこ
決まっているメニューなのでどうしようもありませんが、山奥なのでお刺身よりも山菜やきのこの天ぷらの方が嬉しかったです

13:00 お昼寝

11:00から14:00まで個室利用が可能なので、食事の後はお風呂に入っても良いですし、お昼寝だってできてしまいます。

川のせせらぎを聴きながらお昼寝なんて最高の贅沢ですね♪

14:00 チェックアウト

個室利用は14:00までですが、入浴は17:00まで可能です。

帰路に就く前にもう一度入浴してみてはいかがでしょうか。

元禄の湯の近くには休憩スペースもきちんと用意されています。

外には喫煙スペースも。

今回私は利用しませんでしたが、このプランでは混浴の岩風呂も利用することが可能です。

四万温泉は日本三大胃腸病の名湯の一つ。飲泉も可能です。
積善館飲泉
温かいうちに飲むと胃腸が活発に、冷めてから飲むと便秘に効果があるのだとか。

元禄の湯の前に設置されているので、是非飲んでみてくださいね。

日帰り入浴プランは車で行く人におすすめ

今回私は日帰り入浴プランを事前予約して行きましたが、実は一つデメリットが…。

私がずっと憧れで終わってしまっていた理由の一つなのですが、この日帰りプランは高速バスで行く方には不向きです。

東京駅八重洲口を出発する関越交通の高速バスで行くと、四万温泉への到着は12:30なので、チェックインできるのは12:40頃。

昼食は13:00開始まで受け付けてもらえるので利用できないわけではないのですが、ちょっと勿体ないと感じてしまいますよね。

個室の利用をしないのであれば予約不要ですので、高速バスで行く方は当日館内で利用券を購入しましょう。
積善館日帰り入浴
積善やで昼食を取ることができますし、館内には自販機も設置されているので、日帰り入浴であれば何も持って行く必要はありません。

入浴料金
大人 1,200円
小人 800円
※3歳~12歳
3歳未満 無料
フェイスタオル(販売) 350円
バスタオル(レンタル) 500円

好き嫌いがはっきり分かれる場所のように感じますが、レトロな雰囲気が好きな方なら気に入るはず。

温泉に浸かりご飯を食べ、川のせせらぎを聴きながらのんびり昼寝。

温泉街は少し寂れた印象を受けましたが、周りに何もないからこそ味わえる贅沢な時間です。

これからの季節は紅葉も綺麗ですので、宿泊するほど時間がないという方でも、日帰りプランで雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。

アクセス

旅館 四万温泉 積善館(せきぜんかん)
住所 〒377-0601
群馬県吾妻郡中之条町四万温泉
電話番号 0279-64-2101
駐車場
公式HP https://www.sekizenkan.co.jp/
日帰り入浴の際、積善館本館の駐車場は利用できません。
四万川沿いにある桐の木平駐車場(無料)を利用するようにしてください。

メロディーラインと奥四万湖を楽しんで

関越自動車道渋川伊香保インターチェンジを降り、国道353号線を進むと聴こえてくる、『いつも何度でも』のメロディー。

一定の速度で走ると、走行音が音楽を奏でるように設計されている、メロディーラインという道路があります。

ゆうこ
最後の音だけ外れてしまい、車内が大笑いに包まれましたが…
綺麗なメロディーを聴くためのコツは、一定の速度(時速40km)で走ること
旅行気分を高めてくれますよ。

群馬県内には10か所のメロディーラインがあり、そのうちの1つが四万温泉へ向かう道中に設置されています。

通行の際は少し窓を開けて、聴こえてくるメロディーに耳を傾けてみてください。

もう一つ忘れてはならない観光スポットが奥四万湖

湖水は透き通ったコバルトブルー色をしており、四万ブルーと呼ばれて多くの観光客が訪れます。

私も楽しみにして行ったのですが…
奥四万湖
季節や時間、天気によっても見え方が変わるそうで、私が行った際はグリーン色をしていました。

ゆうこ
気温が上がる初夏から紅葉前までの期間はこのようにグリーンになることが多いのだとか。
四万温泉に向かう途中にある、四万湖の方が綺麗なブルーに見えました。

こればかりはタイミングなので、また時期を改めてリベンジしたいと思っています。

午前中の方が綺麗に見えるそうなので、これから行く方は午前中に行くことをおすすめします。

積善館からは車で20分程の距離。是非足を伸ばしてみてくださいね♪

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